手形割引業者の見分け方

    『貸し金行登録が長い。』『手形割引業のみを専業としている。』『大都市に会社がある。』だけで手形割引業者を選んで本当に大丈夫でしょうか?

    • 業暦が長ければ安心感はありますが、システム化が遅れていたり、
    • 手形割引業専業だけでは、会社の規模が小さかったり、(H26年3月末 約53社 日本貸金業協会加入業者数)
    • 大都市圏にあっても情報化が遅れていたり・・・・
    • 金融事業以外の副業を兼業している業者を選ぶこと

① 専門性が高い手形割引業者を選ぶこと
自社コンピューターに手形割引に関する情報とノウハウを高度に蓄積し、帝国データバンク等の興信所と太いパイプを持ち、スピーディかつ低利に手形割引に対応できるのがよい手形割引業者です。 手形割引の審査において、遅くとも1時間以内に割引の可否と手取金額を回答出来ない手形割引業者は、論外です。   また、手形割引業者の企業情報をうまく活用し、ビジネスチャンスに役立てている方もいらっしゃいます。
② 手取り金額をはっきり提示する手形割引業者を選ぶこと
手形割引の可否と金利や手取り金額を初回の見積ではっきり提示できる手形割引業者は、その手形振出人の会社の的確な情報をもっている証拠です。  2回目に初回より大幅に安い金利を提示したり、周りの手形割引業者の動向で値引きを提示する手形割引業者は、自社の情報に自信がなく手形割引業者としての専門性は高いとは言えません。
③ 担当者の受答えが適切である手形割引業者を選ぶこと
手形割引の申込なのに、商工ローン(事業者向け無担保信用貸付)を積極的に勧誘して来たり、手形割引に関係のない書類や証明書などを求めてきたりする場合は要注意です。 また、業者によっては商業手形割引であっても手形の振出先の信用状況が低いときに保証人を求めるところが有ります。 担当者が、手形割引が初めての方に対し申し込みや手続きについて適切に判りやすく説明できていればよい手形割引業者です。 皆様が知っている手形に関する質問を2、3してみるのも判断材料になると思います。
④ ホームページにコンプライアンスが反映されている手形割引業者を選ぶこと
現在の貸金業法では、広告にかかるガイドラインが厳しく定められています。 ホームページのトップページには、会社名・住所・連絡先電話番号・貸金業登録番号が表示されていなければなりません。 会社概要のページに、代表者の名前や資本金の表示がなかったり、業務内容に数多くの職種を列記してある会社は要注意です。 また、作成中のページがあったり、プライバシーポリシーなどのページがない会社も要注意です。 良質な手形割引業者は、サーバー証明書を取得し、SSLによる暗号化通信などお客様に信頼してもらえる取り組みをしています。 法令順守(コンプライアンス)の精神がホームページに反映されているかを他社のホームページと見比べて判断するのも良い方法かもしれません。
⑤ ネットで検索し、悪い噂の記事が出てこない手形割引業者を選ぶこと
インターネットでその会社名で検索すると、時々悪い噂などの書き込みページが出てくる手形割引業者(金融業者)があります。 「火のない所に、煙は立たない」の例えもありますから、なるべく避けたほうが懸命です。
⑥ 金融事業以外の副業を兼業している業者を選ぶこと
現在、手形割引業は、手形の流通量の減少や同業者の競争激化により割引による利益が以前に比べ かなり少なくなっております。 また、平成24年から電子手形の普及もあり手形割引専業で事業を 継続するにはかなり困難な状況にあります。 手形割引業者の中には、過去の利益の蓄積により不動産業を兼業しており自社ビルや賃貸用不動産 など安定的な収益源を持ちながら、金融業を兼業している業者もあります。 ホームページの会社概要をよく調べその様な情報開示をしている手形割引業者を選びましょう。
⑦ インターネットに投資コストを掛けている業者を選ぶこと
手形割引で検索すると多くの手形割引業者のホームページを見ることが出来ます。 優良な手形業者は、コストを掛けてホームページをリニューアルし、お客様の為に最新の情報を提供しています。 反対に、一度も更新されていない個人が作ったようなホームページも存在します。  ベリサインのサーバー証明やリスティング広告への出稿、スマートフォン専用のホームページを持っている手形割引業者は、 顧客獲得の為にコストを掛け、事業を継続していく力があると判断できます。
さらに詳しくはこちら 手形割引業の実態と将来